女の子は子宮と卵巣を、男の子は睾丸を摘出し、子孫を残すことができないようにする手術です。
より体に優しい手術をするためには細かな心配りが必要になってきます。
Photo By Jonathan Rubio
メリット
デメリット
- 生殖器の病気や性ホルモンによる病気の予防
- 交配したいという本能があるにもかかわらず、交配ができない等の心的ストレスの解消
- 穏やかな性格への変化
デメリット
- 手術後はホルモンバランスが変わるため太りやすくなる
- 麻酔が必要となること
麻酔による事故を防ぐために・・・
手術中、安全に麻酔をかけるため、術前に身体検査・血液検査を行います。
より体に優しい手術をするために・・・
手術中はもちろん、術前から痛みのコントロールを行っています。
また一般的な手術では糸で血管や組織を結び、体内に糸を残す方法が用いられていますが、この手術法では、術後に体内に残っている糸に、過剰な異物反応を起こした結果起きる「縫合糸反応性肉芽腫」という病気が報告されています。
特に、ミニチュア・ダックスフンドでの発生報告が多く、異物反応性肉芽腫となってしまった場合、肉芽腫と残った糸を摘出するため、再手術と治療が必要になります。
また一般的な手術では糸で血管や組織を結び、体内に糸を残す方法が用いられていますが、この手術法では、術後に体内に残っている糸に、過剰な異物反応を起こした結果起きる「縫合糸反応性肉芽腫」という病気が報告されています。
特に、ミニチュア・ダックスフンドでの発生報告が多く、異物反応性肉芽腫となってしまった場合、肉芽腫と残った糸を摘出するため、再手術と治療が必要になります。
入院の必要はありません。
当院では、熱のエネルギーで止血ができる最新の機器を用いて、体内に糸を残さない(使わない)手術を行っています。左の写真のように、血管をはさみ、熱凝固させます。
熱凝固し、血流が完全に途絶えたところを切ります。
この方法では、確実に止血でき、また手術時間の短縮にもなる為、動物にかかる負担をさらに軽減させることができます。
また、基本的には手術をしたその日におうちに帰ることができます。